抗酸化物質です。赤ワインの成分で肥満マウスが長生きしたことから、アンチエイジング効果、人間での延命効果が期待されています
レスベラトロールは,ブドウの皮や赤ワインに含まれる成分です。
脚光を浴びたのは,2006年11月,米ハーバード大学と米国立老化研究所(NIA)の治験担当医師らが,レスベラトロールを肥満のマウスに大量に投与したところ,肥満による悪影響が減少し,寿命が延びたと発表してからです。
研究者たちは,マウスに高脂肪,高カロリーの食事を与え肥満にさせ、その結果マウスは糖尿病の兆しが見られ,肝臓は肥大化しました。 マウスを2つのグループに分け、一方の群には高脂肪・高カロリーの食事のほかにレスベラトロールを大量に投与しました。
レスベラトロールの投与群のマウスで,血糖値とインスリンの血中濃度が低下し,肝臓の大きさが正常に保たれました。 さらにマウスの平均寿命が大きく延びました。
フレンチ・パラドックスという言葉をご存知ですか?フランス人はヨーロッパで最も多くの肉やアルコールを消費するにもかかわらず,平均寿命はヨーロッパで一番長いのです。これがワインの効果とされています。フランス人の赤ワインの消費量は世界一です。レスベラトロールは白ワインよりも赤ワインに多く含まれる成分です。
マウスの実験で投与したレスベラトロールは,通常のワインで摂取できる量を大幅に上回るものでした。
グラス一杯の赤ワイン (240mL)で約 640mcg のレスベラトロールを含みます。一握りのピーナッツは,約 73mcg のレスベラトロールを含みます。レスベラトロールのサプリメントは,1日 200-600 mcg とされており、大半は、ブドウ皮抽出物や他の抗酸化物質とともに配合されたものです。
米国産のサプリメントではイタドリというハーブから抽出したレスベラトロールが多いですが、やはりフランスのぶどう由来のものが最良といえます。
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